債務整理は2回目だと不利?借金をなくすためにできることとは

「債務整理は1回しかできない」と思っている人は多いですが、債務整理をした後で状況が変わって借金の返済が苦しくなってしまう、というケースは実際にあります。

引っ越しや入院などで出費がかさんだり、リストラや転職で収入が減ってしまったり、といったことは防ごうと思って防げるわけではありません。

この記事では、事情があって2回目の債務整理をしたい人に役立つ情報をまとめていきます。

2回目の債務整理が任意整理の場合

一度任意整理をした後で2回目の任意整理を行う場合でも、それ自体に問題はありません。

ただし、同じ相手に対して2回目の任意整理を行っても、返済額を1回目の任意整理より減らしてもらうことはできません。

つまり、2回目の任意整理をする目的は、返済期間を調整してもらって毎月の負担を抑えることのみになります。

なお、1回目の任意整理とは違う相手に対して任意整理をする場合は何の問題もなく、利息・遅延損害金のカットや返済期間の延長を行ってもらうことができます。

2回目の債務整理が個人再生や自己破産の場合

1回目の債務整理が任意整理だった場合、2回目の債務整理として個人再生や自己破産を選ぶことには何の問題もありません。

返済が苦しいと思ったら、より借金減額効果の大きい債務整理に変更するのも一つの方法です。

一方、1回目に行った債務整理が個人再生や自己破産だった場合は、1回目の債務整理から7年以上が経っていないと2回目の債務整理を行うことができません。

なお、個人再生を行った後で返済が苦しくなってしまった場合は、裁判所に申し立てれば返済期間を最長5年まで延長してもらえます。

また、それでも返済が苦しくなるような事情が発生した場合は、ハードシップ免責という制度を利用することで返済を特別に免除してもらえることもありますので、担当の弁護士などに相談してみてください。

まとめ

1回目に行った債務整理が任意整理だった場合、同じ相手に対して2回目の任意整理をしても、返済期間は調整してもらえますが借金は減らしてもらえません。

1回目とは違う相手に2回目の任意整理を行う場合は、特に問題なく利息カットなどの交渉ができます。

また、2回目の債務整理として個人再生や自己破産を行うことも可能なので、返済が苦しいときは検討してみましょう。

なお、1回目の債務整理が個人再生や自己破産の人が2回目の債務整理として再び個人再生や自己破産を行うには、1回目から最低7年が経過していなければなりません。

個人再生なら、返済期間の延長やハードシップ免責の利用も検討してみてください。