債務整理で使う委任状の書式とは?

債務整理を弁護士や司法書士に依頼する場合、必要な権限を与えるために委任状を用意することになります。

委任状がないと、督促を止める効果のある「受任通知」が発行できない、裁判所への申立ができないなど、債務整理の手続きそのものができなくなってしまうほど、委任状は重要です。

ここでは、委任状の内容や書式についてまとめていきます。

債務整理に必要な委任状の書式は自由だが内容は決まっている

委任状は任意整理・個人再生・自己破産のいずれの債務整理でも使いますが、書式がきっちり決められているというわけではありません。

ただし、委任状には委任する日付、本人の名前と印鑑、弁護士や司法書士の名前、弁護士や司法書士が所属する弁護士会・司法書士会の名前、(任意整理の場合)借入先の名前、(個人再生・自己破産の場合)裁判所の名前、委任する内容、といった項目を記載する必要があります。

債務整理で使う委任状の書式は法律事務所で用意してもらえる

委任状は依頼をする人が自分で用意する必要はなく、弁護士事務所や司法書士事務所で書式を用意してもらえることがほとんどです。

弁護士・司法書士の名前や所属の弁護士会・司法書士会の名前はもちろん、借入先の名前や裁判所名、委任する内容といった項目は法律事務所で記載してくれるので、本人としてはその内容を確認したうえで、日付・名前・印鑑の箇所を埋めれば大丈夫です。

委任状を作ると「受任通知」が送られて債務整理が始まる

委任状を作って正式に委任契約を結ぶと、弁護士や司法書士はすぐに「受任通知」という通知を借入先の会社に送ります。

受任通知は弁護士や司法書士が債務整理を開始することを知らせるもので、受任通知を受け取った後は督促の電話や郵便などをしてはならないという決まりがあるため、受任通知の送付から債務整理手続きの終了までは一時的に借金の返済がストップします。

まとめ

委任状はどの債務整理でも必要となるものですが、書式は指定されていないので、弁護士事務所や司法書士事務所で用意してもらえる書式に日付・名前・印鑑を記入・捺印すれば大丈夫です。

その際、弁護士・司法書士の名前や所属の弁護士会・司法書士会の名前、借入先の名前や裁判所名、委任する行動の範囲といった内容を見ることができますので、よく確認しておきましょう。

委任状を作って委任契約を結ぶと、「受任通知」が送られて債務整理の開始が知らされ、借金の督促が一時的にストップします。